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全英映像等級審査機構(ぜんえいえいぞうとうきゅうしんさきこう、英語:''British Board of Film Classification'')は、イギリスの映像審査機関。映画及びビデオ、コンピュータゲームを審査し、レイティングを実施する。略称・BBFC。 1909年成立の映画法に基づいて設置されたBritish Board of Film Censors(全英映画検閲機構)が前身であるが、第二次世界大戦後に政府より独立して民間団体となった。 1984年以降、劇場映画だけでなくビデオソフトも審査対象に追加。後にコンピュータゲームも審査対象とされるが、1994年に業界団体・Entertainment and Leisure Software Publishers Association(ELSPA)が自主審査基準を公表したことに伴ってゲームの審査はELSPAへ委嘱する形となり、2003年以降はELSPAの審査基準を引き継いだ汎欧州ゲーム情報(PEGI)に委嘱を行っている。ただし、それ以降もイギリス国内で発売されるゲームソフトの一部(主にPEGIの「18+」区分ソフトと一部の「16+」・「12+」区分ソフト)にはPEGIのレイティング表示の代わりにBBFCのレイティング表示が記載されている。 2007年4月にコンピュータゲームがプレイヤーやその保護者、或いはゲームを全くプレイしない層にどのように受け止められているか社会的な影響を調査した結果をまとめた報告書を公表した〔Playing Video Games (BBFC)〕。 == レイティング == * (Universal Children) - 児童向け。ビデオソフトのみに適用されていたが、2009年に廃止された。 * (Universal) - 全年齢対象。 * (Parental Guidance) - 保護者同伴による視聴またはプレイが望ましい。 * (12 Accompanied/Advisory) - 12歳以上推奨、視聴の際は保護者の適切な指導が必要。映画のみに適用される。 * - 12歳未満視聴 非推奨。 * - 15歳未満視聴 非推奨。 * - 18歳未満視聴 非推奨。 * (Restricted 18) - 18歳未満視聴禁止。映画・ビデオソフトのみに適用されるレイティングで、ビデオソフトの場合は未成年者立入禁止の営業認可店のみで販売可能。 *R (Rejected) - 審査拒否。これに該当した場合はイギリス国内での発売そのものが禁止される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「全英映像等級審査機構」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 British Board of Film Classification 」があります。 スポンサード リンク
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